マンション維持のために必要な修繕工事は必ず行いましょう!

大きな窓

マンション工事の期間はどれくらい?

マンションでは約12~16年周期で大規模修繕工事が行われます。
建物というのはいくら丈夫に作っても、紫外線などで徐々に劣化するため定期的に修繕が必要なのです。

では、大規模修繕はどのような流れで行われるのでしょうか。
一般的な流れをご紹介します。

まずは住民で「大規模修繕委員会」を組織します。

この委員会では、まずコンサルティング会社を選定します。
コンサルティング会社は修繕箇所の調査やプランニングなどを行ってくれます。
費用はかかりますが、施工がきちんと行われているか判断してくれる役割も担っていますので専門業者へ依頼しましょう。

次に施工会社を選定します。
修繕内容や着工時期が決定したら、公募で施工業者を募り、予算なども含めて希望に合った会社を選びます。

施工会社が決まり、修繕工事が決定したら住民説明会を実施します。
修繕工事に関する不安がある場合は必ず参加して、納得するまで議論しましょう。

いよいよ工事となりますが、マンションは大きな建物ですので、工事の準備が必要です。事務所やトイレ、足場の設置を行います。

工事期間は小規模のマンションであれば2~3ヶ月、大規模なマンションになると半年以上かかるのが一般的です。
大規模修繕委員会を組織してから工事の終了までは2年以上かかることもあります。

マンション工事は定期的に行うべき

マンションは、定期的に修繕工事を行う必要があります。建物すべてにおいて言えますが、マンションは特に多くの人が集まる住まいであり、一人ひとりの生活スタイルも異なるため、劣化しやすいと言えるからです。また、一軒家やアパートは少人数のため劣化や修繕の必要のある場所に気付きやすいですが、マンションの場合は全てを把握するのは困難です。そのため定期的なメンテナンスが必要となり、そのための費用も経営者側が積み立てておく必要があります。修繕工事の費用は、修繕費積立として家賃と一緒に毎月徴収する場合が多いようです。そうすれば多大な出費に備えられます。定期的な工事であれば、計画的に積立できるのがメリットです。経営者側は、どのような修繕箇所があるかを把握しておく必要があります。外壁や窓、バルコニーや共有スペース、自動ドアやエレベーターなど、項目はとても多いです。定期的な修繕工事を行っておけば、人が入りやすいです。マンション経営は、入居者なしでは成り立ちません。「このマンションにずっと住みたい」と思われるような、清潔感のある綺麗なマンションにしておく必要があります。また、時代に応じて仕様を変えたり、外壁を変えるという考えも一つの手です。専門業者へ依頼して、定期的に修繕工事を行い、満室のマンションを目指しましょう。

建物の資産価値の維持にも役立つマンション工事の概要

賃貸物件のオーナーは常に資産価値の維持について考えていますが、一方で分譲マンションでは建物の状態に無関心な居住者もいます。しかしマンションの修繕工事を怠ると建物の老朽化は急激に進むので、大規模な補修に向けた居住者の合意形成も必要です。工事に加えて説明会も専門業者へ依頼するのが、居住者の修繕工事への関心が薄いマンションで計画的に作業を進めるコツです。業者によって工事費用は大きく異なっており、中規模のマンションでも総額で1000万円程度の差が開くことがよくあります。したがって大規模修繕工事を依頼するときには、できるだけ多くの会社の見積もり内容を管理組合の役員全員でチェックするべきです。また値下げ交渉を行うことも可能ですが、工事費用の安さよりも仕上がりの良さを重視する方が大切です。完成後のアフターサービスが充実した施工会社を選ぶと、次の大規模修繕を実施するまで、快適な環境で生活できるようになります。建物の資産価値の維持を最大の目的として工事を行うときには、不具合のある部分を見つけて優先的に修理を行う必要があります。特にタイル張りのマンションはお洒落な外観が魅力ですが、剥落を未然に防ぐためにも、タイルを1枚ずつ丁寧に点検をするべきです。